本年開催予定であった全日本3大会の開催準備を主管地区の努力により進めてきました。
8月の選手権大会と9月の清瀬杯大会について、コロナ禍の変動により、何とか最終学年の学生のことを考え、早急な決断をしないで、全日本2大会を実施の方向で検討をしてきましたが、以下の理由から総合的に判断し、本年度の2大会は中止とすることを第64回評議員会にて7月20日に決定しましたのでご連絡申し上げます。
1. ほとんどの大学が6月末まで部活動中止となっており、一部の大学は6月以降制限なく中止となっていること。
2. 7月に活動再開となり、地区連での予選会で代表が決定しても大学から大会への参加の許可が出ない(交通機関、ホテルでの三密回避不可)こともある。
3. アルバイトもなく経済的に困窮している学生に遠征費の負担が重いこと。
4. 高校野球、大学硬式野球、社会人野球等の全国的規模の大会がすべて中止となり、開催には社会的なリスクが発生しかねない。
5. 大会開催中に感染者が出た場合に大会を中止しなければならない。
6. 主管地区の学生の活動も制限されており、大会準備や協力体制が十分にできないこと。
ただし、11月の9ブロック大会の実施については、9月からの部活動が十分にできなければ、各地区選抜チームの選出が不可となるため8月下旬に第2回理事会を開催し、8月末日に決定します。
以上
全日本大学準硬式野球連盟
会長 宮内 孝知